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コーディネート&マナー

振袖や袴を着た時のマナー動画~着物での過ごし方~

 

 

 

 

 

 

下記の内容について動画内でご説明をさせて頂いております。

・美しい姿勢と歩き方・椅子の座り方・車の乗り方・車の降り方・階段の上り方・階段の降り方・トイレの行き方

【振袖&袴のマナー特集】~着物での過ごし方~

これだけ知っておけばOK!振袖や袴の着崩れを防ぎ、美しく着こなす立ち居振る舞いとマナー

普段着る機会が少ない着物、トイレとかどうしたらいいんだろう…。着物での過ごし方は洋服の時とは勝手が違うのでわからない事だらけ。

着物は普段の歩き方や座り方では着崩れしてしまいます。着崩れてしまったら直せないし見た目も……。

成人式や卒業式など着物を着た写真は一生残るもの。そんな大事な写真が着崩れた写真しかない!なんてことにならないよう

ここで着物での基本的な過ごし方や美しい立ち居振る舞いなどをCHECKして素敵な思い出を残してください!

1.座り方

振袖

袴では椅子に座ることがほとんどですが、振袖の時は正座と椅子に座る場合とがあります。

【椅子の時の座り方】

①まず袖を前でまとめて持ち帯がつぶれないように浅くバッグの前に座りましょう

  ★バッグがある場合は椅子の背もたれの手前、深い位置にバッグを置いておく

  ★両袖は左手で持ち右手でおはしょりの下をつまみながら座るとGOOD

②両袖は床につかないように膝の上に綺麗に重ねておきます!

③手は、重ねた袖の上にそっと重ねる!両ひざとつま先は揃えて、膝の角度は90度がBEST!

★座ったら、あごは引いて軽く腰掛けて背筋は伸ばしましょう

力むと不自然になってしまうので肩の力は抜いてゆっくりとした動作で落ち着いて行動するとGOOD♪

【正座の時の座り方】

①正座の時は、右足を少しだけ引く

前裾を持ち上げると膝の前にすき間ができます!

  ★この前裾をもつときは、腰の近くを持って上げると美しいです!

③腰を落としながら前裾をつかんでいた手で、ひざ下を押さえて座りましょう

  ★腰の所を持っていた手は、ひざ下まで滑るようにおろしてくると優美です。

④座ったら両袖を後ろに流しましょう

ゆっくりとした、しなやかな動きで!両ひざをついてから腰を下ろすと更にGOOD♪

★足の親指を重ねると正座でもしびれにくいです!

【立ち上がる時】

①両手はひざの上に置いたままで腰を浮かせる

②かかとを挙げてつま先を立て、 裾を踏まないように気を付けながら立つ!

 

①袴の両脇から後ろに手を入れて、後ろ側の袴を持ち上げてから座ります。★座る位置は浅く座り背筋は伸ばしましょう

②お袖を軽く整えて後ろに流し、手は軽く重ねて。

*後ろを持ち上げずに座ってしまうと袴が下がって着崩れして帯が見えてしまいます

 

2.階段の上り方、降り方

階段を上る時に袴の裾を踏んでしまって着崩れた!こけそうになったなどよく耳にします。

また、振袖の際も気を付けて裾は上げているが上げすぎていて肌が見えている、袖が階段についてしまっているなど……

階段を上るだけでも気を付けなければなりません。

 

振袖

両袖を一つにまとめて左手にかけます

②裾を踏まないように右手で上前を持ち上げます

  ★必要以上に足首が見えないように注意しましょう

③歩幅は小さく、段にかける足は半分くらいにし気を付けながら登りましょう。

斜めに上がるように意識すると綺麗に見えます

 

【のぼる時】

①前の袴が階段につかないように、袴の両脇から手を入れて前を浮かせるようにしましょう。

  ★袴を浮かせないまま上ると、前の裾を踏んで転んでしまったり、着崩れたりしてしまいます。

  ★袴を上げるのは階段で踏まない程度に、上げ過ぎには注意してください。

【降りるとき】

袴の両脇から手を入れ、お尻のあたりをふんわりと持ち上げましょう。

  ★後ろの袴の裾を注意します。視界に入らないので、上がるときよりさらに慎重に。

  ★慌てず、ゆっくりとした動作を意識すると上品に美しくなります。

 

3.車の乗り降り

車の乗り方が悪いと、品のない印象になるだけでなく、帯をつぶしたり、裾が引っ張られたりして着崩れの原因に。

会場に着くまでに着崩れちゃうことが無いよう車の乗り方をマスターしましょう。

 

振袖

①荷物は先に車内に置く

②両袖の内側をつまみ、すくい上げながら両袖を重ねて左腕の上にのせ2つまとめて持つ。

②空いた右手で、裾を少し持ち上げる

③後ろ向きになってシートの端に軽く腰掛けます

 ★腰掛ける際は前かがみの体勢で腰を下ろし最後に頭を車内に入れるような順番で乗るとスムーズです。

 ★また髪をアップにしている場合、ドアの縁に当たらないように注意

④頭を入れたら両足を少し浮かせ、お尻を軸にして体全体を90度回転させながらシートに座ればOK

 ★車内では、帯がつぶれないように、シートにはもたれず浅く腰掛けて。

  この時、前の座席をつかんで体を支えるようにすると安定します!

 

①まず荷物を車中に入れましょう。

②座席に座る時は上で説明した座り方と同じように袴の両脇から手を後ろ側に入れ、裾を少し持ち上げたままお尻から体を入れます

③座席に腰かけたら、今度はさっきとは反対に袴の両側から手を前側に入れて裾を軽く持ち上げます。

④着物の袖はひざの上に置き、体を座席側に90度回転させて、最後に足を入れるとスムーズです。

 ★ドアに袴を挟まないよう気を付けましょう。

 ★車内では、帯がつぶれないように、シートにはもたれず浅く腰掛けて。

  この時、前の座席をつかんで体を支えるようにすると安定します!


袴も振袖も車から降りる際は、この手順を逆に行いましょう。また、助手席より後部座席の方が座りやすくなります

 

4.トイレの行き方

歩き方ひとつ、車の乗り降りひとつ洋服のときとは違うけど、トイレのときって…どうするの?

当日焦ってしまわないように、今から予習しておきましょう

 

振袖

①まず長い袖をまとめます。

 ★この時に着付けクリップや無い方は洗濯ばさみなどを活用すると楽!

 ★振袖の長い袖をそのままにしてトイレに座ると袖が床について汚れてしまいます。

 まとめる方法↓

  ◦クリップの場合⇒両袖の袂(たもと)を帯の上側、中央部で袖と帯をクリップで挟んで止めます

           ★袂を持ち上げる際、内側(袖が開いている方)の全ての袖をまとめて止めるとgood!

  ◦止める物がない場合⇒両方の袖の端を持って、帯の前で軽く一結びします。
           ★落ちてきて汚れるのが心配だからと、しっかり結んでしまうとシワになってしまったりするので注意。

裾を順番に左右に分けます

 ★それぞれ自分の左手側が上になっているので、左・右と一枚ずつ順番に軽くめくって前裾を左右に分けていきましょう。

  (着物は「振袖」→「長襦袢」→「肌着(裾よけ)」という順番に重ねて着ています。)

 ★軽くかがんだ姿勢で裾を分け、両手に裾を持っておきます。

両手に持った裾を腰のあたりまで、一気にめくり上げます

 ★この時着物が「裏返し」になるようにめくるのがポイント!洋服と同じようにたくし上げてしまうと、着物がシワになってしまいます。

 ★筒状の服を裏返すように意識すると、着崩れしにくいです。

めくりあげた着物を両ワキでしっかりと挟んで固定してから座るようにしましょう。

 ★めくった着物がずれ落ちてきて、汚れてしまうかもしれません。

 ★帯がフタにぶつかって潰れることを防ぐため、帯を意識して通常よりも浅く腰掛け、背筋は伸ばさず前に傾けるような姿勢にするとgood。

 

・・・・・・・・・戻し方・・・・・・・・・・・

 

便器から離れて裾を戻します。

 ★上げた時とは逆の順番で整えながら下すと綺麗になります。

 ★袖口は手を洗うまではそのままの方が安心です。水はねに気をつけて手を洗ってください!

トイレが済んだら身だしなみの確認を。

  1)おはしょりをチェック

     おはしょり(帯の下に少し出ている着物)は、トイレ作業でよくめくり上がってしまうことがあります。

     前だけでなく後ろ側のおはしょりが崩れていないかもよく確認して!

   2)裾の後ろ側をチェック

     鏡で体の後ろ側を映して、裾の後ろ側がめくれていないかしっかり確認しましょう。

     裾だけでなく後ろ姿も確認を!

   3)帯のチェックをします

     帯のつぶれ、歪みが無いかを鏡で確認します。後ろに手を回して形を軽く整えましょう。

   4)袖口を綺麗に直す

     中で長襦袢が丸まっていないかよく確認し、シワを軽く伸ばす
   5)最後に長襦袢・肌着(裾除け)が丸まっていないかを確認

     内側の裾よけや肌襦袢の裾が丸まっていたり重ね順が逆になっていると、とても動きにくくなってしまいますので注意。

 

袴 

着物の両袖を帯と袴の間に挟む

 ★袖先を挟み、袖先が床につく事を心配しなくて済むので動きやすくなります。

袴と着物の裾を一枚ずつ順番に持ち上げる

 ★袴は後ろのひだを伸ばし切って前でまとめるように持ちます

 ★袴→着物→長襦袢 といった順に着用している着物の外側から順番に一枚ずつ左右にめくって持ち上げます。
 ★一気に持ち上げてしまうと着崩れの原因になってしまうので、かならず一枚ずつ順番に持ち上げましょう。

③一番最後に持ち上げた肌着で全体を包み込んで固定する

 ★内側の肌着で②の時に持ち上げた袴と着物、長襦袢を包み固定します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

④終わったら、上げた逆の順番で一枚ずつ丁寧に戻しましょう

 ★丁寧に戻さず内側の裾よけや肌襦袢の裾が丸まっていたり重ね順が逆になっていると、とても動きにくくなったり着崩れの原因になるので注意。

 ★袖は手を洗うまでは帯に入れたままにしておくと手を洗いやすいです。

⑤最後に全身をチェック。

1)袴のひだがキレイになっているか。

2)袴のリボン結びが緩んでいないか。

3)鏡を見て、帯が下がっていないか。

  ★後ろ姿を鏡でチェックするのも忘れずに!

 

5.巾着の結び方

巾着の紐は長いけど、どうやって持つのが正解なのか…。という悩みは多いと思います。

ぶらぶらしたまま持っている方をよく見かけますが、長いままだと持ちにくかったりダㇻっとして見えたり……

せっかくの着物姿がより美しく映えるための「正しい巾着の持ち方」を紹介。ぜひ覚えて美しい着物姿で歩いてくださいね!

 

①巾着の紐の玉結びを両端に来るように巾着を結ぶ。

②蝶々結びをする。★この時、紐の玉結びの所で引っかかるまで輪を広げる

③すべての輪を揃えて一つにして持つ。

 

6.振袖での立つ・歩く

【立ち姿のポイント】

  • 足は閉じて内股気味にする
  • 手は体の前で自然に組む
  • 上にすっと引っ張られているイメージで背筋を伸ばす
  • 下を見ないで顎をひく

これだけ覚えておけば大丈夫!

ただ全てにおいてやりすぎには注意してください!

振袖の着付けをしたら全身が映る鏡の前に立って、自分の立ち姿をチェックしてみてください。

客観的に見ることで、「立ち姿のポイント」の度合やご自身の姿勢・所作、など直すべきポイントが見えてくると思います!

 ★ちなみに写真を撮るときなどは、上前(着物を合わせた時、上側に来る着物)を見せるようにして立つと着物の綺麗な柄が写りますよ!また、右足を半歩後ろに引くと◎

 

【歩く時のポイント】

  • 歩幅は小さめに
  • 右手を着物の端に添えて内股気味に歩く
  • 上にすっと引っ張られているイメージで背筋を伸ばす
  • 下を見ないで顎をひく
  • ゆっくりとした動きを心がける

立ち姿の意識をそのままで裾が広がらないくらいの小股にして歩くだけで大丈夫!

足元や歩き方に気を取られすぎて下を向いてしまったり、猫背になったりしないように注意してください。

着物を着るのは気を付けるポイントがいっぱい…。着物を着るのが大変と思った方も多いと思いますが、リラックスして人生一度のイベントを楽しんでくださいね♡

 

 

 

コーディネート・スタイルについて

ドレスのコーディネート

ショールの結び方

ドレスにショールをかけるというコーディネートはよくしますよね。これだけでも I ラインが出せて着痩せ効果があるのですが、
ただ肩にかけるだけでなく、ちょっとアレンジした結び方を紹介します。少し差をつけたコーディネートで目立ちましょう。

(1)リボン結び1 (2)リボン結び2 (3)カシュクール風 (4)ボレロ風 (5)スリップドレス

☆マリリンハウス店舗では、輪ゴムを使用して豪華にショールでコサージュをつくったり
☆鏡の前で実際に写真のポーズのとり方まで、楽しく詳しくご説明いたします♪♪

袴・着物のコーディネート

袴の色のあわせかた

袴と振袖の色の合わせ方で悩んでる方は多いのではないでしょうか。
基本的には、同系色であわせると上品で、背が高く見えます。
また、反対色で合わせると彩度が高くなるり、はっきりした印象を与えることが出来ます。

赤系の着物

赤系の着物

(同色系):黒系の袴・エンジ系の袴
(反対色系):紺系の袴・みどり系の袴

青系の着物

青系の着物

(同色系): 紺系の袴
(反対色系):エンジ系の袴・ピンク系の袴

茶系の着物

茶系の着物

(同色系):からし色の袴・うぐいす色の袴
(反対色系):みどり系の袴

ピンク系の着物

ピンク系の着物

(同色系):赤系の袴・紫系の袴
(反対色系):グレー系の袴・紺系の袴

年齢にふさわしい留袖の柄を選ぶ

20~30代の若奥様であれば、赤や紫などの明るめの色を基調としたものや刺繍をあしらったもので、柄の位置が高いものを選ぶと、若々しく華やかに着こなせます。
40~50代の方は松竹梅や宝尽くし、鶴亀などの吉祥文様や正倉院文様など、高貴さや上品さを表す格調高い柄がよいでしょう。
60代以降の方は、柄の位置が低く、渋みや深みのある色合いの、松や宝珠、唐獅子といった伝統的なものがふさわしいでしょう。

40~50代留袖

40~50代

60代以降留袖

60代以降

マリリンハウスのスタッフは以下の資格を取得したスペシャリストが着物やドレスの選び方・合わせ方などをアドバイスいたします。
なにか気になることがあれば、お気軽にご相談下さい。 by植村憲子

ドレスのマナー

ドレスのマナー

光る素材でボリュームのあるものを

ライトに映えるキラキラ光るアクセサリーをつけましょう。とくに着席式のパーティでは胸から上を華やかにすることが大切。シンプルにすると、座ったときさびしい印象になるからです。ボリュームのあるネックレスやコサージュをつけるといいでしょう。

肩は出してもひざは隠して

夕 方からのパーティでは、襟元が開いたものや、ノースリーブなど、適度に肌を見せた華やかなデザインのものを。ただし、丈はひざが隠れる長さからくるぶしまでを目安に。ミニスカートはフォーマルな席では避けたほうがいいでしょう。

夜のパーティは適度に肌を露出させるのが基本。といっても、お尻が見えてしまうのではと思 えるくらい背中が開いているものなど、露出過多のデザインは少し 考えもの。欧米ではパートナーのエスコートがない人が露出の多い服を着ていると、品格が疑われることも。「適度」を心がけましょう。

光沢のある素材やシルキー素材を

披露宴の主役はあくまでも新郎新婦。招待客、とくに女性はその場を明るく華やかに盛り上げる役目があります。光沢のある素材や、やさしい印象のシルキー素材のドレスで、エレガントに装いましょう。色はパステルカラーがおすすめです

小型で、ビーズ使いなど光沢のあるものを

パーティバッグは、ちょっとしたお化粧直しの道具や、ハンカチが入る程度の大きさのものを。大きなバッグはクロークに預けましょう。夜のパーティでは、ゴールドやシルバーのメタル素材のものや、ビーズ使いのバッグで華やかに。 動物の革は殺生をイメージさせるため、本来、冠婚葬祭の場では避けられてきました。最近は、カーフやキッド、スエードやヌバックはOKとされていますが、ヘビやトカゲ、ワニなど爬虫類素材のものはいやがる人がいます。型押しも避けたほうがいいでしょう。靴やベルトを選ぶときも注意して。

つま先、かかとは出さないのが原則

つま先やかかとがむき出しになると、インフォーマルな印象になります。パーティ用のミュールやサンダルもありますが、判断がむずかしいので避けたほうが無難。夜のパーティなら、ビーズがあしらわれていたり、キラキラ感があるものがおすすめです。ストッキングは必ずはきましょう。 服と同じように靴にも格があります。ヒールが高いほど格が高く、フォーマルシーンでは5~7cmのヒールがあるものが理想。せめてヒールは3cmほしいものです。つま先やかかとを見せるのは避けたほうが無難

全身黒で挙式に参列はNG

黒はフォーマルな色ですが、西洋では喪のイメージが強い色です。教会の結婚式に出席する場合は全身黒は避けましょう。また、胸元が大きく開いたドレス、肩が出るドレスなど、肌の露出が多いものも避けて。 黒や露出の多いドレスを着るときは、ストールを羽織って参列しましょう。

白や白に近い色は避ける

白は花嫁の色。白いドレスを避けるのは、マナーの基本です。生成りやクリーム色でも、照明の具合で白に見えることがあります。白や白に近い色は避けましょう。また、お色直しのドレスの色を避けるのも、花嫁への思いやり。事前にお色直しのドレスの色を聞いても、失礼にはなりません。確認しておくといいでしょう。

時計をするならブレスレットタイプを

楽しいパーティ中に時間は気にしたくないもの。基本的に時計ははずしたほうがいいでしょう。とくにメンズタイプのものや、ダイバーズウオッチなど、大ぶりの時計はエレガントに見えません。 パーティが始まったらバッグにしまっておきましょう。つけるなら、アクセサリー感覚のブレスレットタイプのものがおすすめです。

着物のマナー

着物のマナー

椅子の座り

椅子に座っていちばん気になるのは振り袖の上 前がずれてしまうこと。椅子の右側に立って、左手で袂を持ち上げ、右手で上前を押さえて、体の左側から座るようにすると、袂と上前の乱れを防ぐことができ ます。背中の帯がつぶれない程度にやや浅く腰かけ、背筋を伸ばして両足の膝頭を合わせましょう。

車の乗り降り

ま ず、乗り込むときは袂の処理を。袂を合わせて左手に持ち、乗る位置を確かめてから上前を右手で押さえ、そのまま腰をかがめて体を回すように車内へ。

車内ではシートに持たれないように気をつけます。降りるときは乗るときと同じように上前と裾を持ち、体を前の方へ持っていき、両足を揃え地面に下ろします。

トイレの時

できるだけ洋式トイレを選び、まずは袂の中ほどをつまんでそれぞれ帯締めにしっかりはさみ込みます。次に上前、下前、長襦袢、裾よけの順に持ち上げ、ずりおちないように片手でしっかりささえて。下着はビキニタイプのものがラクです。

袂が乱れた時

袂から長襦袢が飛び出すのは振り袖に多い着くずれのひとつ。振り袖と長襦袢の袂を合わせてから両方の袖口を合わせてつまみ、両手でピッと引っ張れば直ります。長襦袢の袖が振り袖の袖より短いと起こりやすいので気を付けましょう。

裾が下がったり、乱れた時

下前の裾が上前より出てしまったら、上前を持ち上げて下前のたるみ分を腰ひもに差し込みます。その時、下前の端は外側に折っておきます。上前の裾が下がったら、おはしょりを持ち上げて手探りで腰ひもを探します。次に裾線が右上がりになるように長さを決め、たるみ分を腰ひもの中にたくし入れます。

衿元がくずれたらどう直すか

半衿とだて衿を一緒に軽く押さえ、振り袖の衿を整えます。次にえり元を片手で押さえてくずれないように注意しながら帯の下のおはしょりをグッと引っ張ります。衿元の着くずれはだらしなく見えるのでチェックはしっかり!

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